13期生のあゆみ

第13期生(2009年度)の1年間のあゆみです。

13期生入園のつどい

今日は13期生入園のつどいが行われた。お昼過ぎにセンターに集合し始めた学園生たち。『ただいま~!』と元気よく玄関をくぐる継続園生や、ちょっと不安げな1年目の子どもたち。センターに到着したら、継続園生が1年目の子どもたちに、荷物置き場や、整理の仕方など丁寧に教えてあげていて、とても良い雰囲気だった。つどいでは子どもたちの自己紹介にはじまり、保護者の皆さんの紹介、お客様からのお話と続き、学校の先生方や地域の方々、そして受け入れ農家の方々がご参集下さり、13期生の門出を温かい雰囲気で祝って下さった。終了後は早速1人1人足型をとり、集団生活が始まった。まだまだ1年目の子は動きがわからず、疲れることも多そうだけど、早く生活に慣れてほしいと思うばかりだ。夜には継続園生の歓迎の太鼓を披露し、学園生と指導員でもう一度自己紹介のミーティングを開いて、早めに消灯とした。保護者の皆さんの雰囲気もとても良く、日が変わって遅くまでワイワイと楽しいひと時を過ごした。いいスタートがきれそうな13期生。頑張れ!

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入学式

今日は大岡小・中学校ともに1学期の始業式と入学式が行われた。今年度は学園生のT男が中1として入学を迎えた。今年度大岡中学校に入学をした1年生は10人。小さな学校だけれども、新たな中学校生活を始める生徒たちに向けて、校長先生のお話や来賓の方々の祝辞も、とても温かいお話だった。最初は照れていたT男も、下校の頃にはすっかり地元の友達とも打ち解けた様子だった。帰りは初めての歩いての下校だ。中学生は毎年恒例で、アルプス展望台で雄大なアルプスを眺めながらお弁当を食べ、小学生は通学路の途中の小高い丘の上でお弁当を食べてからセンターに帰ってきた。留学生活でも大きな比重を占める学校生活。充実した1年間にして欲しい。

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キャンプワーク第1弾(デイキャンプ)

今日は入園して初めての休日。デイキャンプの活動を行った。学園では9月に1人キャンプの活動を行うが、その1人キャンプを目標にキャンプワークとして数々のプログラムを組んでいる。今日はその最初の活動として飯盒炊飯を行った。活動ミーティングで、野外活動装備の重要性、ナイフの使い方、火の扱い、飯盒について、ローインパクトキャンプについてなど、初歩的なキャンプワークの説明をし、その後は1人1つの飯盒を使って米を炊き、炊けた子から昼食をとることにした。初めて飯盒炊飯をする1年目の子も多く、マッチ10本、新聞紙1枚を渡され、て自分の力だけで米を炊くのはちょっと不安そうだった。最初はかまどを作るのも苦労し、薪の上に新聞紙を乗せて火をつけたりしていたが、継続園生の行動を見ながら、見よう見真似で何とか火をつけていた。継続園生で体験の幅を広げたい子は、雪上で火をつける子もいた。大部分の子は1時くらいまでに炊き上げることができ、アルプスに向かって『いただきま~す!』と元気よく叫んでおいしそうに食べていた。『やっぱり自分で苦労して炊いたお米は最高だ!』と炊きあげた2合のお米を完食する子も。活動が終わる頃にはポツポツと雨が降り始めたが、片付けもスムーズに終わり活動終了。明日はキャンプワーク第2弾のロープワークだ。

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キャンプワーク第2弾(ロープワーク)

 今日はキャンプワーク第2弾としてロープワーク(ロープの結び方)の講習を行った。ロープの結び方には数百種類あるが、基本的な結び方を8種類ほど覚えた。8種類と言っても結構難しく、午前中いっぱいかけて、実際に何度も結んでは解いてを繰り返して、最終的には目をつぶってでもできるように体で覚えるようにした。

そして午後からは最終的に習った結びの王様、もやい結び(キングオブノット)を使って自分の身体を確保して、2階からロープを使って降りる懸垂降下をやった。2階と言っても5m以上はある高さなので結構怖い。指導員から命綱用のロープを渡されて自分の体に、習ったばかりのもやい結びを使って確保し、ゆっくりと降りていく。『怖い~!』と叫びながらも、なんとか勇気を出してやってみると『あれ?結構楽しい!もう一回やってもいい?』という子もいた。ただ結びを習うだけでなく、自分の命を確保するという最終目的があったので、みんな真剣に活動に取り組んだ1日だった。

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基本的生活習慣の指導

入園して約1週間が過ぎた。今週初めから、センターでは基本的生活習慣の指導を食事前・食事後に約1時間ほどかけて行っている。内容は挨拶に始まり衣服の調節・排泄・掃除・洗濯・食事作法など指導案にすれば30枚ほどの内容で、約2週間かけて子どもたちに指導をしていく。今日は掃除ミーティングの最初なので、雑巾の正しい絞り方から始めた。センターは築13年経っているが、本当にきれいに使っていると思う。それは毎日1時間かけての掃除があるからだが、心を落ち着かせて自分と向き合いながら、真剣に掃除に取り組むことも、とても大切だと思っている。

子どもの活力・やる気は基本的生活習慣のの定着があって、初めてそれを土台として出てくるものだ。子どもにしてみればちょっと面倒臭いことばかりだが、この指導は徹底してやっていきたいと思う。この指導が終わって、子どもたちに定着したら、太鼓や舞の練習が始まる。

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定時定点観測活動

学園の朝は早い。起床は5:40分。布団をきれいにたたんで押入れにしまい、洗顔をして朝の配膳を途中までする。6:10頃には全員で外に出て朝のつどいを行う。最近は暖かくなって気温は2~3度。つどいの内容はラジオ体操、アルプスに向かってのやまびこ挨拶、指導員からの朝の話があって、冬はその後薪運びをする。時間にして15分前後。この朝のつどいも山村留学の中ではとても意味するものが大きい。私達は定時定点観測活動と呼んでいるが、1年間を通して地球上の1点で同じ時間に、自然を五感に感じる活動として捉えている。今の時期は野鳥が鳴き始め、雪形が現れ始めたアルプスが雄大にそびえ立ち、春の訪れを十分に感じることができる。真冬になればまだまだ真っ暗で零下10度前後で星を観ながら体操をするのだ。小雨でも吹雪でも実施している。この活動を通して日本の四季を感じ、時には自然への畏怖さえ感ずることもある。これから1年間子どもたちは何を感じとってくれるだろうか。

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きのこの駒打ち

今日は入園して2週目の休日。林業体験として、きのこの駒打ち活動を行った。12期生の学園生が冬のうちに山から切り出した原木に、シイタケ・ナメコの駒を打ち込む作業だ。原木は約110本!結構な量だ。まず、センター裏山の原木置き場の整備をする班と駒打ちする班の2つの班に分かれて活動した。裏山整備は今までの学園生が駒打ちした原木約500本の天地返しを行った。駒打ち班は原木にチョークで印をつけて、ドリルで穴を開けてきのこの駒を木槌で打っていく。両方とも結構重労働だ。お昼ご飯をはさんで班を交代して、午後までかかってやっと作業が終了した。来年の春や秋にはシイタケ・ナメコがたくさん採れることだろう。楽しみだ!

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野菜苗作り・畑土作り・ソリ遊び

今日は今年最初の農業体験である、苗作り・土作りの活動を行った。中学3年生の3人は修学旅行で朝の5時に出発して、火曜日までセンターを留守にする。午前中はセンター前にて、カボチャ・インゲン・キュウリ・オクラ・トウモロコシ・枝豆・イトウリなど数種類の種を苗ポットに植えていった。結構みんな手際がよく作業も順調に進み、約400ばかりの苗ポットを作ることができた。明日からは水やりなど、管理をしっかりやらないといけない。

午後からは畑に移動して土作りをした。まず2tの堆肥を畑全体に撒き、一度耕運機で耕した後、今度は石灰を撒いた。かなりの重労働だったが、みんな黙々と働いて、なんとか終わらせることができた。これで来週にはジャガイモを植えることができる。

夕方近くになってようやく畑仕事が終わったが、みんなから『青ちゃんソリしたい!』と要望があり、聖の山に出かけて季節はずれのソリ遊びを思いきり楽しんだ。まだまだ雪もたくさんあったので、みんな『キャァ~!キャァ~!』言いながら楽しんでいた。センターに帰ってきてひと風呂浴びたら、みんな疲れたらしく『ねむい~!』を連発。今日は早く寝かせよう。

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弱者を考える

基本的生活習慣の指導もようやく終わり、掃除後から就寝までの時間を子どもたちは各々過ごすようになった。勉強をする子、読書をする子、集団で遊ぶ子とそれぞれ。

今日は掃除後に『弱者を考える』という活動を行った。農家入りの日程も近づき、センターとは違った新たな人間関係の中で暮らしていく機会もこれからあり、また集団作りの中で、人の気持ちを思い遣る、年下の子の気持ちを思い遣る、老人や子どもを含め社会的弱者のことを考えることを活動の目的にして実施した。内容は弱者とは?から始まり、ハンディキャップを持った方々の暮らしやすい社会とは何かというミーティングに始まり、実際に弱者の立場になって考えてみようということで、今回は疑似体験として、目隠しをし、両手をロープで縛って身体を不自由にして、センターの1階食堂をスタートし、2階の自分のロッカーから着替えを持ってくるという、ロールプレイを行った。実際に住み慣れたセンターでも目隠しをして両手を不自由にすると、自分がどこにいるのかもわからなくなり、子どもたちは恐る恐るセンター内を移動して、なんとか最後までゴールすることができた。ゴールをして目隠しをとると、『こんなに怖いと思わなかった』『身体が不自由な人はこんなに大変なんだ。今度会ったら絶対に何か手助けをしてあげたい』と、それぞれ自分の体験を真摯に受け止めて、いろいろな感想を述べていた。何よりハンディキャップを持った方々の気持ちに、少しでも自分を置き換えることができ、それが人に対する思い遣りにつながることを実感できたことが大きかったようだ。いい活動だった。

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ゴルフ部

学園生が通学する大岡中学校には、長野県では唯一のゴルフ部がある。学園生も3名が入部をしていて、活動をしている。練習場所は大岡地域内にある南長野GCである。普段は練習場をGCのご厚意で貸して頂き練習をしている。今日は中学3年生が修学旅行の計画休業で、学校がお休みのため、ゴルフ部に所属している2名は、部活動としてGCのラウンドをさせて頂き、私もお誘いを受けて一緒にやらせて頂いた。顧問の先生と4名の中3部員、私を含めた保護者2名でのラウンドだ。私はゴルフなんて一生しないと思っていたが、学園生がやるようになって、遊び半分でクラブを握るようになり、それでも今回がクラブを握るるのが4日目。果たして人に迷惑をかけないでラウンドできるのか?と不安だったが、なんとか走り回って皆さんについていくことができた。学園生の2名はともに練習を始めて2年も経ち、さすがに上手だった。今度2人は7月にある大会に出るかもしれないらしい。たいしたものだ。

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