学園ブログ
今期の学園生の生活をご紹介します。
以前のブログはこちらをご覧ください。
センターの周りの雪も大分とけ、早朝の木々には野鳥がとまり、囀りをきかせてくれています。新年度を迎え、センターでは15期生を迎える準備をしています。HPもリニューアルし、今年度も皆様に、学園生の様子をなるべく伝えられるように、日々の事象をアップをしてまいりたいと思います。宜しくお願いします。写真はセンターから眺める今日のアルプス。
今日は15期生の入園のつどいが開かれました。お昼過ぎに『ただいまー!』という大きな声とともに、リュックを背負った継続園生が到着し始め、また『よろしくお願いします・・』とちょっぴり不安そうな新規の入園生が集合しました。センターに入って早速荷物の準備です。継続園生が新入園の子どもたちに、荷物整理の仕方や、センターの中を案内したりなど、『1年目の人たちに色々と教えてあげる』という継続目標を誰もが実践していました。お昼過ぎには地域の方々や学校の先生方がお見えになり、15期生の入園を祝って下さいました。ダンコウバイを片手に入場し、1人1人の自己紹介と、『スキーを思いきりしたいです』『年下の面倒をみたいです』など今年度の目標を発表し、温かい拍手を頂いてました。さぁ、これから15期生の生活の始まりです。今年は新入園9名、継続6名、指導スタッフ4名の総勢19名の大家族。学年は小学3年生から中学3年生までと幅も広く、楽しい毎日が送れそうです。楽しみ!
『おはようございまーす!』と元気のよいN子の声がアルプスにこだました。今日は15期生最初の朝を迎え、朝のつどいで1日が始まった。朝のつどいは定時定点観測活動として、学園生は毎日同じ時間に、地球の同じ場所で、外に出てラジオ体操を行い、指導者のお話しを聞く。今日は朝焼けに染まるアルプスを眺めながらの体操だった。まだ吐く息も白く、手が悴むほどの寒さだったが、皆元気よく活動した。これから野鳥の声も多く聞こえ、色々なことを子どもたちは五感で感じてくれることだろう。
入園のつどいが終り2日が過ぎた。子どもたちは学校も始まり、長い道のりの通学も道草がとても楽しいようだ。今日も小学生が帰りに蕗のとうをたくさんんとってきてくれて、夕食に天ぷらにして美味しく頂いた。さて、今日から基本的生活習慣の指導を始めた。集団で生活する学園では、入園間近は14の家庭の躾のごった煮のような状態だ。学校から帰ってきて手紙を出すこと、手を洗い身体を清潔に保つこと、入浴の仕方、学習の習慣等、細部にわたって子どもたちに指導をしていく。小中学生で基本的な生活習慣が完璧に定着している子どもなんて、いるほうがおかしいと私は考えているが、集団生活の中でお互いが気持よく生活すること、そして子どもたちの日々の安定した心を導くためには、この指導はきっちりとやら無ければと思っている。学園指導案にしたら30ページを超える項目の指導になるので、一つ一つを確認しながら指導をしていきたい。今日の指導は布団の立たみかたとシーツの敷き方を指導した。この指導が終了して、定着したら太鼓練習を始めることになっている。子どもたちも真剣に指導者の話を聞いていた。
『ただいまー!青ちゃん今日は釣り行くの??』と中1男子2人と中2男子3人がセンターに帰ってくるなり聞きに来た。そういえば初回の自己紹介ミーティングで私は、自分の趣味に釣りを掲げ、すでに通学路途中の川にはイワナを3匹確認している!!とみんなに言ってしまっていたのだ。『そーだなぁ、んじゃ1時間ばかり行こうかな』と竿を片手にセンターの前を下りていき、小川に糸を垂らした。後ろについてきた5人は、『シィーッ!イワナは幻の魚で敏感だから、足音立てちゃだめ!』と継続園生に言われて、そぉーっとついてきた。まるで川沿いを1列に歩く泥棒みたいだ。そして私が5人の目の前で『キタッ!』と1匹を釣り上げた。きれいに斑点がついたイワナだ。20cmちょいの食べるには最高のサイズ!みんな口々に『スゲーッ!』と目を輝かして私の周りにやってきた。『いいかぁ、イワナの釣り方みてたかぃ?こうやって釣るんだ!』と私は言い、次のポイントへ。1時間ほどで3匹のイワナを釣り上げ、もうその頃には5人とも『俺、ぜーったい釣りする!』『釣りの仕掛け買ってもいいかな・・・』とイワナ釣りの魅力にハマってしまった感じ。センターに帰って、イワナのさばき方講習を行い、夕食の食卓に!全員で一口づつ食べて『おいしいー!』と私もご満悦。これで、私の動機づけは終了だ。きっと1カ月は釣りブームが続くだろう。
『ねぇ、明日はどんな活動するの??』と1年目のN子が聞いてきた。入園して初めての休日なので、気になってしょうがないらしい。『明日は9月の1人キャンプを目標にしたキャンプワークだよ。ロープの結び方講習をするよ』『1人キャンプ??』『そう1人でお山で過ごしてくる活動』『・・・』と、学園では野外活動の中で、キャンプに関しては、9月に行う1人キャンプを最終目標として子どもたちに課題設定をしている。必要最低限の装備だけを持って24時間山で過ごしてくる1人キャンプ。成功させるには色々な技術と経験が必要で、1人キャンプを成功させたいがために、1年間継続する子がいるほど厳しい活動だ。今日はそのキャンプワーク第1弾としてロープワーク(ロープの結び方)を行った。会場はセンター内の暖炉前。各自が準備したロープを持って集合し、指導員から8種類ほどの結び方を教わった。ロープワークは頭で覚えるよりも身体で覚えないと、すぐに忘れてしまうので、目をつぶって練習したりとみんな真剣にレクチャーを受けていた。最後にはセンターの2階から、習った結びで自分の身体を確保して、ロープで降りる懸垂降下を行った。1年目の子は誰もがロープ1本で降りるなんてことは初めてで、『緊張する~!』と言いながら、全員無事に降りることができた。さぁ今日から本格的な野外活動が始まる!
今日は昨日に引き続きキャンプワーク第2弾、ディキャンプを行った、ディキャンプはセンター前広場で、1人1つの飯盒を使ってご飯を炊いて食べるというもの。ご飯が炊けた人から昼食と言うことなので、ミーティングからみんな真剣に話を聞いていた。まずミーティングでは飯盒等の装備類の取り扱い、ナイフの使い方、火の扱いについてなど、野外炊飯の基本的なことをレクチャーしてもらい、装備類を貰ったら活動開始だ。基本的な装備は飯盒・マッチ10本・新聞紙1枚・水筒と言うものだが、自分の体験の幅を広げたい子は、マッチを1本にしたり、新聞紙無しで火つけにチャレンジしていた。最初に炊きあがったのは継続園生のA子。地道に牧野準備や段取りをしっかりとして、新聞紙も使わずに火をつけていました。午後2時半には全員炊き上げることができ、『いっただきま~す』『おいしい~!』と自分1人の力で炊いたご飯は格別のようでした。さぁ次回のキャンプワークは、山菜採りキャンプです。楽しみ!
『ねぇ、青ちゃん、今日丸坊主して。なんだか髪の毛長くて気持ち悪いから』『いいよ』と早速、消灯前に床屋さん開店。センターでは強制ではないのだが、例年男子(時々女子も)が全員丸坊主にして、アルプスをバックに『ボウズでポーズ』という記念写真を撮っている。強制ではないので、やらない年もあるのだが、今年は全員『頭刈って写真撮ろう!』という中3のT男の声掛けで、『やろうやろう!』と全員丸坊主にしてしまった。と言うことで、今朝の朝のつどいの終了後、ボウズでポーズ!!眩しい・・・。可愛い・・。
12日朝7:26にありました長野県北部を中心にした地震については、大岡は殆ど揺れず、被害はありませんのでご安心ください。取り急ぎご報告まで。
今日は水曜日なので中学校は5時間授業で下校だった。部活も無し。久し振りに学校も早く終わったので、今度の日曜日に行うキノコの埴菌で使う原木をみんなで取りに行った。この原木は冬のうちに、14期生が山から伐り出してくれたもので、全部で100本を超す大量の原木だ。1本あたり10kg近くある重いものもあり、結構重労働だった。運び出した原木はセンター前庭に井桁に組んで置いた。
作業後は自由時間。先日からイワナブーム到来の予兆があったが、中2のH男は、先日、私が釣るイワナを目の前で何度も見てしまったため、すぐにお家に手紙を書いて、誕生日プレゼントとして竿を手に入れたのだった。そして『今日時間あるから釣り行ってもいい?』『いいよ』『やったー!』とセンターの前の川に糸を垂らしに出かけた。そしてとうとうH男は、自分の手で初めてイワナを釣ったのである。『やったー!つ~れ~た~!』と大興奮。少しサイズは小さかったけれど、夕食に美味しく素揚げにして食べた。きっと何よりも始めて釣ったイワナは美味しかったことだろう。おめでとう。H男!