長野市山村留学
大岡ひじり学園案内
運営主体 長野市教育委員会
企画指導 財団法人育てる会
大岡ひじり学園案内
- 山村留学生の募集について
- 山村留学を希望する場合は、長野市教育委員会学校教育課、長野市大岡支所、又は財団法人育てる会東京本部・関西事務局へご連絡下さい。募集要項・願書・調査書等をお送りします。
- 申込み期間は、毎年10月1日から翌年3月10日までとします。
- 願書提出後、2月中旬より3月上旬に入園面接を受けていただきます。内容は、教育心理測定・作文・親子面接等です。会場は、東京・名古屋・大阪にて行います。日時等詳細については、願書受付後ご連絡します。
- 入園決定については、文書にて入園手続き及び入園準備の書類とともにお知らせします。
- 学園の見学は随時受け付けております。ご遠慮なくお申し出下さい。
- 募集基準
- 小学3~6年生の児童、中学1~2年生の生徒(新年度)で、男女は問いません。
- 心身ともに健康で、農山村での生活並びに学校への通学を希望し、意欲的な山村留学生活が可能であること。
- 児童・生徒自身が山村留学を決心していること。
- 保護者は、山村留学の趣旨を良く理解し、何事にも協調と和の精神で臨める人柄であること。また、学園の保護者費用負担を滞りなく収めることができること。
- 募集人員並びに期間
- 山村留学生の受入れについて
- 留学に必要な費用
- 入園金 80,000円 (初年度のみ)
- 施設費 80,000円 (年間)
- 月 謝 小学生 73,000円
中学生 76,000円
※ 内訳 センター宿泊生活費 農家体験生活費 生活・活動指導費
山村留学傷害保険料 一般活動費 - 預かり金 10,000円~15,000円程度(月)
※ 内訳 学校教材費 PTA会費 学校給食費 学年積立金
個人消耗品費(衣料品・医療費・学用品) 特別活動費等
※ 預かり金は、教育委員会において保護者の方から一旦お預かりし、個人別出納帳に記帳のうえ、年度末に清算します。
ヨット、キャンプ、スキー等センター外に宿泊し、利用料がかかる活動の時は、特別活動料金として、別途預かり金が必要となります。 - 学園からの帰省及び集合については、常に山村留学センター集合・解散となりますので、学園と家庭との往復旅費は保護者の負担となります。
- 使用料等費用の納入について
- 入園時には、入園金・施設費・月謝(4月分)及び預かり金20,000円を納入してください。
- 月謝については、前月末日までに市指定の金融機関に払い込んでください。
なお、月謝を2ヶ月以上滞納した場合は、退園していただくこともあります。 - 預かり金については、定期的に教育委員会より連絡・請求致します。
- 健康上、その他の事由で止むをえず一定期間継続して休園する場合は、休園期間中月額5,000円を在籍費として納入していただきます。また、中途退園の場合は、退園月の月謝は旬日計算とします。
- 翌年度も継続して在園する場合は、月謝等は新年度のものを適用します。
- 転入学の諸手続と準備
詳細については、入園決定のお知らせとともにお送りしますが、概要は下記のとおりです。- 手続きは、山村留学児童・生徒個人として行います。
- 転出証明書‥‥お住まいの市役所・区役所・支所等へ届け出してください。
- 在学証明書‥‥現在通学している学校へ申請してください。
- ‥‥転出証明書を長野市大岡支所に提出してください。
- ‥‥在学証明書等を大岡小学校又は大岡中学校へ提出してください。
- 健康保険証‥‥本人の保険証をご持参ください。
- 諸準備
- 日用品 衣類・洗面用具・雨具・長靴・野外活動用品 他
(季節に応じて、随時保護者の方から学園にお送り下さい)
※華美なものは必要ありません。また、小遣いも教育的観点から必要ありません。 - 学用品 ランドセル(学用鞄)・筆記用具・習字図画等の道具
体育用品(学校指定のものが必要です)
- 日用品 衣類・洗面用具・雨具・長靴・野外活動用品 他
- 手続きは、山村留学児童・生徒個人として行います。
- その他の共通理解に立って
大岡ひじり学園の山村留学は、現代の子ども達にとって必要な教育的環境をつくるために、幾つかのルールを設けています。これは、山村留学の理念を達成することを目的としていますので、その内容・意図を充分理解のうえ、保護者の方から子ども達へ指導・助言をしていただきたいと思います。
詳細な学園運営規則は、入園時に指導員から教育趣旨を説明のうえお渡ししますが、以下代表的なものを幾つか紹介します。- 学園生は、でき得る限り「歩く」生活を基本にします。歩くという基本的な習慣の繰り返しの中から、子ども達は自然の息遣いに気がつきます。保護者の方が来園した時でも、むやみに車に乗せることのないようご協力をお願いします。
- 「欲求不満に耐える心」を培うことが、今の子ども達には最も必要なことであると言われています。何でも自分の思い通りになる生活をしていると、いつしかそれは子ども達の心を歪ませてしまいます。
学園では、小遣い、テレビ、マンガ、都会的ファッション等について規制を設けます。
これは、子ども達を束縛するのではなく、逆に持って生まれた自分の個性・特性を充分に発揮しながら、一年間の山村生活を送るためのものです。 - 保護者の来訪は、子ども達の自立心を高めるために、学園が定めた日時を原則としてください。定めた日とは別に、自由に学園を訪れたり、農家を訪問することのないようにして下さい。連絡調整は、指導員が窓口となり、その責任を負います。これは、子ども達の心の安定を育てるうえでたいへん重要なことです。
- 留学生と保護者が直接会える日時は、前記のとおり学園で定めさせていただきますが、郵便等での連絡は、是非お願いをいたします。但し、電話での連絡は原則としてお断りさせていただきますので、ご理解ください。
- 子ども宛に日用品等を送る際、食品・玩具に関するものは同封しないようにして下さい。
- 保護者の方は、自分の子どもだけでなく、学園の子ども達全員の親であるという認識に立って行動していただくとともに、1年間の子ども達の成長を見守って下さい。
- 夏休み・冬休みの帰省中は、子どもとの対話を通し、心的状態について、できるだけ把握されますよう努めて下さい。
- 事故・病気の対策について
- 医療機関は、長野市大岡診療所及び大岡歯科診療所を利用します。なお、歯の治療等通院が必要な病気は、入園までに完治するようご協力下さい。
- 緊急時については、上記診療所、消防署、警察官駐在所、その他関係機関の理解と支援を依頼してあります。
- 軽微なけが・病気については、保護者の方に連絡しない場合もありますので、ご了承ください。
- 入院の必要がある場合は、保護者の方と連絡を取り、処置を相談いたします。
- 体験活動
山村留学は、「体験」の幅を広め、その質を深めることに教育的意義があります。
学園では主な柱となる体験を以下のとおりに設定し、日々の生活の中で子ども達が、体験を通して成長していきます。- 基本的生活習慣
- 集団生活(社会)体験
- 礼儀作法体験
- 乏しさに耐える体験
- 奉仕・勤労の体験
- 自分に打ち克つ体験
- 四季の自然体験
- 農村・民族伝承文化体験
起床・洗顔・入浴・食事・学習準備等、基本的生活習慣の体得。
集団の中の一員として、協力・協調のみならず、自己主張・妥協等の体験から、豊かな人間性と他人を思いやる感性を身につけます。
朝夕の挨拶、食事マナー等、社会生活での基本的作法を身につけます。
留学生活中は、親元にいる時と違い、物的に満たされないことが多いでしょう。しかしその中から、乏しさに耐える力が身につきます。
掃除・炊事の手伝い・田畑の仕事・動物の世話・その他の作業を通して、自我を抑えたり、労力を惜しまない心を学びます。
ホームシック・登山・キャンプ、また、椎茸の原木切り出し等の活動から、厳しさを乗り越える喜びを体験します。
様々な野外活動を通して、四季の変化の美しさ、恵み、神秘的偉大さから、豊かな感性や謙虚な心情を育みます。また、日々の徒歩通学の中から、自然のうつろいを肌で体験します。
地域の伝承文化に触れながら、太鼓・民舞の活動を通して、四季とともに生きてきた先人達の自然への感謝、畏敬の気持ちを学びます。
- 学園の生活
- 山村留学センターでの生活
- 朝の時間
- 学校・放課後
- 夕べの時間
- 週末等の休日
起床は午前5時40分です。新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、目の前に広がる北アルプスの山々へ向けて朝の挨拶をします。
朝のつどいの後、センター外回りの清掃、動物の世話を行い、朝食をとります。
学校への出発は7時。学校までの距離は約5.5kmありますので、子ども達の体調に合わせて、3~4km程離れたスクールバスの停留所まで歩きます。大岡小・中学校は、小規模校ならではの心温まる授業が繰り広げられます。
一人一人が主役となる、充実した学校生活です。
放課後は地元の子ども達とともに、四季に合わせた様々な遊びの時間です。子ども達は、大人のいない自由な時間と空間を、自然の中で満喫します。食事の時間は午後6時30分。子ども達はこの時間までに宿題を終わらせ、入浴を済ませます。
食事後はセンター内清掃、自由時間、ミーティングを行い、小学生は消灯9時30分。中学生は、学習の時間をとり消灯は10時30分です。学校や地区の行事を勘案しながら、学園独自の年間カリキュラムに従い、できるかぎり自然とのふれあいを重んじた活動を行います。
季節に応じた様々な活動、指導員と相談して、やってみたいこと、してみたいことに思い切り取り組みましょう。 - 農家生活
- 山村留学指導員
- 学園の運営管理
- センターの食事
- 長期休業期間(春・夏・冬休み)は、保護者のもとに帰省します。
農家では、その家の子どもになって生活します。1年間同じ農家に暮らすので、本当のお父さん、お母さんと同じくらいの気持ちが、子ども達に芽生えます。
農作業の手伝い、家事のお手伝い等、家族の一員としての役割を担いながら、心のふるさとを子ども達につくります。子ども達とともに生活する指導員は、親でもなく、先生でもありません。しかし、留学生活を通して子ども達にはかけがえのない存在となるに違いありません。
指導員は、山村留学に実績のある「育てる会」から派遣を受け、その指導にあたります。常駐する指導員は2~3名ですが、大学を卒業し、山村留学を通した各種野外活動・教育活動に経験豊富な方々です。長野市教育委員会が施設管理にあたります。
でき得る限り、地元の産物を生かした「手作り」の食事を目指します。
調理は地域の方にお願いし、信州の味、郷土料理、その他農山村にそのまま伝わる味を大切にしたいと思います。前記のとおり、送迎は保護者の責任で行っていただきます。
*春休み 3月18日~4月 4日
*夏休み 7月27日~8月19日
*冬休み 12月29日~1月 6日 (例:平成22年度) - 山村留学センターでの生活
- 山村留学センター(長野市大岡農村文化交流センター)の概要
全学年を通じて15名前後。申込み多数の場合は、学年によって調整することもあります。
期間は、原則として1ヶ年(4月から翌年3月)ですが、継続も可能です。
山村留学事業は、長野市教育委員会が運営し、企画・指導は財団法人育てる会に委託しています。
山村留学生は、1ヶ月のうち約20日を山村留学センター、約10日を地域の受入農家にて生活します。生活の拠点は山村留学センターとなります。
生活・活動・学習指導は、センター常駐の山村留学指導員が行います。また、農家期間中は、受入農家が責任を持ってその指導を行います。
学園では、毎月センターに20日間、農家に10日間生活しながら、大岡小学校、大岡中学校へ通学します。基本的な生活をここに紹介します。
山村留学センターは、標高約900mの高原に位置し、眼前には北アルプスの大パノラマが広がります。日々、また四季折々に変化する雄大なアルプスが望めます。
このセンターは、山村留学の様々な生活・活動を考慮し、育てる会の実践に基づく考えを尊重した基本設計により建設したものです。また、山村留学は、地域との交流も大切な要素となりますので、これらを総合的に推進できるよう考えられています。
建物は、留学生スペースと交流活動スペースに分かれており、留学生スペースには、居室・学習室・保健室・談話室・暖炉の間・浴室・洗濯室等が配置されています。
また、保護者の方が来園したときには、交流活動スペースでの宿泊が可能です。
このセンターは、国の補助金により建設された農村文化交流センターです。都市と農村の交流を通じて、「新しき人づくりの里」として、子ども達の心のふるさとづくりを目指します。